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国立新美術館へ。大好きなセザンヌを観に。
ともかく作品数が多い。 展示のしかたのおかげで、私は1880年代以降の作品に惹かれると知る。 絵の前に立つとほっとし、風を感じてその中で呼吸している。なにより、描かれるものの存在感。 構図と色彩は写真と共通するけれど、意図的に配置のバランスを変えることは写真には不可能。 絵なればこその世界観。 休憩をしたあとエルミタージュ展へ。 こちらもかなりの作品数で圧巻。絵画の愉しみが伝わってきて見応え充分。 正直言って疲れた。でも、やっぱり、生はいい。この数時間で今日という日が満ち足りた。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]()
「オホーツク海、流氷の色『オホーツクブルー』をイメージしたピュアな発泡酒です。
網走オホーツク海の流氷を仕込み水に使用し、爽やかで軽い飲み口に仕上げました。 オホーツクブルーと香りコクをご堪能ください。」 以上のくだりを読まずにコップに注いで、この色にびっくり。 来週、しばらくぶりで居場所へ。 家人にはびっくりかもしれないけれど、私には決心を実行するだけのこと。 ![]() 人もわれもその夜さびしきビールかな <ひともわれも そのよさびしき びーるかな> 鈴木真砂女 あの時を泡とのみほす麦酒かな <あのときを あわとのみほす びーるかな> fuu
たったひとつの嘘で、百年の恋も、さめてしまう。
たったひとつの誠実で、長年の憎しみも、うすらぐ。 感情って、なんて不思議なのだろう。明と暗を行ったり来たり。 家人が退院。大手術のあとなのに一週間で。 昼食に寄ったショッピングセンターで、買い物好きだからあちこち見て回り、でもけっきょく息切れ。 重い荷物は私が持っているのだから、これ以上頼るな。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]()
知人を見舞うためある老人介護施設へ。
日当たりのいい部屋に20人ほどが椅子に座っていらした。聞こえてくるのはテレビの音だけ。 エレベーターは暗証番号を押さないと動かない。 ふと思う。思考をやめたら楽なのか苦なのか。 そのあとお台場海浜公園へ。 東京の海にも砂浜があり、孫は友達ができておおはしゃぎ。 今日は家人の見舞いへは行かず。一日ぐらい、いいでしょう。 術後の経過はとても良好でもうすぐ退院だし。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]()
なにがあっても、この顔を見るとほっとする。
ずっと、ずうっといっしょだよ。 1. ![]() 2. ![]()
家人の手術が無事終了。
午前9時前に手術室に向かい、終わったのは午後5時。 前夜、医師から最悪の場合も想定しての対処法を聞き、そこまで考えてくださっているならと腹はくくったけれど、 実際は開けてみなければわからないという一抹の不安。 しかし、良性という可能性の低い期待を除いてはベストな結果だった。 心臓とつながる大動脈も薄皮一枚で傷つけることなく、肉眼で確認できる腫瘍はすべて切除。 そして今のところリンパ節への転移もないもよう。 幸運だった。 症状も、そして医師も。 切り取った部位を見せてもらった。おそらく、一生忘れられないだろう。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]() 無機質の病院の白き花水木 <むきしつの びょういんのしろき はなみずき> fuu 病院のまわりを囲むように咲く白い花々が、風に揺れていました。
当地でも強い風が吹き荒れていたら、茨城や栃木では未曾有の竜巻。
自然が猛威をふるい、あまりにも災害が多すぎる。 PET検査の結果、転移はないとほぼ確定した家人、明日、手術を受けることができることに。 見えざるあらゆる力に感謝。本人にとっても私にとっても。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]()
たまに背伸びするけれど、基本的には等身大でいたい。
ようやく人生が楽しいと思えてきたら、それは楽でいることでもあるとわかったから。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() うごかざる一点がわれ青嵐 <うごかざる いってんがわれ あおあらし> 石田郷子 青嵐秘めごとは添へ木年の功 <あおあらし ひめごとはそえぎ としのこう> fuu
こどもの日、そして立夏の今宵、月がきれい。
しばらく行けないかと思い実家へ。陽射しに春の紅葉が輝いていた。 1. ![]() 長女が社内の賞をいただき、その賞金で私たちも昨夜ご馳走にあやかった。 結婚記念日を祝して。心遣いが胸にしみる。 パラドックス「親があっても子は育つ」とは坂口安吾。 2. ![]() 中天に兎跳びはねこどもの日 <ちゅうてんに うさぎとびはね こどものひ> fuu
いちばん好きな曲は、パッヘルベルのカノン。
いちばん好きな画家は、セザンヌ。 いちばん好きな作家は、坂口安吾。 いちばん好きな色は、紫。 いちばん好きな花は、薔薇。 以前ある人に、どうして「いちばん」と言えるのかと不思議がられた。 これから先、もっと好きになるものが現れるかもしれないのにと。 でも、あれからもうだいぶ経っているのに、その「いちばん」は変わっていない。 若いときに大好きだったミッシェル・ポルナレフ。 つい最近、2007年に復活公演をしていたことを知った。 さっそくDVDを購入し観賞。 体型も声も繊細さもかつての面影は薄いけれど、やはりピアノと旋律の美しさに心ときめく。 昔を思い出し、ちょっと若返った気分。 1. ![]() 2. ![]() 新調の春服の孫を抱き上げる <しんちょうの はるふくのまごを だきあげる> fuu
家人の検査に同行したら、入院する病室を見たいと。
足りないものを確認するためと言うから、一週間なのだからそこにあるものでいいのではと私。 ある方から、入院当日の夜に仕事のあとお見舞に伺いたいという電話があり、 私は夜までいないから来ていただいたらと言ったら、「どうして?心細いのに」と。 厳しいかな。 でもちょうどいい機会だから、自分を省りみ、人との関係を慮ってみたらと思う。 人と人との関係はお互いを想いあってこそ。だから、情けはありがたいし、愛は嬉しい。 私の家族。18歳を過ぎていて、人間でいえば百歳近く。 毎日排便の世話をするので同行以外は家を空けられないけれど、私をずっと支えてくれた、たいせつな存在。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]()
八十八夜。
新茶をいただく。色も香りも味もいい。贅沢なひととき。 手入れされていないプランターに今年もたくさんの鈴蘭が。 入院直前の気弱になっている家人に「勇気づけられるでしょ。見習ったら」と。 でもそれは、私自身にも言えること。 このごろシンクロニシティがときどき。 どこで、誰と、何が、つながっているのか。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 新茶汲むや終りの雫汲みわけて <しんちゃくむや おわりのしずく くみわけて> 杉田久女 風そよぐ丘の香りや新茶注ぐ <かぜそよぐ おかのかおりや しんちゃつぐ> fuu 鈴蘭とわかる蕾に育ちたる <すずらんと わかるつぼみに そだちたる> 稲畑汀子 鈴蘭をたばねてゆらす届けよと <すずらんを たばねてゆらす とどけよと> fuu
四月往く。
咲きそして散る。虚しさを感じる隙は花にあるのか。 私にとって人生は長すぎる。 ![]() 水飲んで春の夕焼身に流す <みずのんで はるのゆうやけ みにながす> 岡本眸 薄情と云ふは他人ゆゑ春夕焼 <はくじょうと いうはひとゆえ はるゆやけ> fuu
長女夫婦は昨日スリランカへ。セイロンねと言ったら、なにそれ?と。
次女夫婦は明日から乳頭温泉へ。鄙びた露天風呂巡りとか。 ゴールデンウィーク。 残雪と満開の桜、湖面に映るその姿を撮りに行くはずだったけれど、今年も断念。 家人が入院間近だし、孫の世話もあるし。 楽しみは先延ばしにしたほうがいいと思うことにして。 実家の庭は荒れてきたけれど緑がきれいだった。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() よろこんでそら豆の莢剥くことに <よろこんで そらまめのさや むくことに> 清水基吉 蚕豆の過保護を笑みて食む母娘 <そらまめの かほごをえみて はむおやこ> fuu
孫は男の子。
ある人が、うちの犬は絶対に家の中ではトイレをしませんと。 それは逆では?と思ったけれど、自慢げだったから声に出せず。 必ずトイレは家ですることになっている孫を散歩に連れていったときのこと。 突然歩を止め、「おばあちゃん、で、でそう」と、情けないような訴えるような顔。 そして、ぽた、ぽた・・・。 念のためビニール袋を持参していてよかった。 たまにはあるよね、生理現象だから。 この孫のおかげで、「おばあちゃんになりたい病」はすっかり解消された。 先週末、法事のため日帰りで早春の北海道へ。 1. ![]() 2. ![]() 3.ちなみに孫です ![]()
ある句集にであった。
たまたま見たテレビで知り、番組途中で注文してしまった句集。 前書きを読んだだけで昂揚していく。 「生きるとは、生きてある主体が生きてあることをどうにかして証そうとすることである。ひとの尊厳の根は、そこにある」 <棺一基四顧茫々と霞みけり> 大道寺将司氏 ちょうど読みおえた伊坂幸太郎氏の本のせいで、 この世に偶然なんてないんじゃないか、すべて必然なのではないか、 そう思っていたところだった。 あのとき、その人と出逢ったのも、必然なのかと。鼓動が響く。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]()
花々のけなげさを、見習いたいと感じた今日。
ご近所の花水木。 好きな花でいつも楽しみにしているのだけれど、今年つけた花々はかなり小さい。 異常気象の影響? 心配しつつ、咲く姿を応援。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]() 同じくご近所の枝垂れ桜。 移植されて枯れかかっていたけれど復活。柵のなかなので全体を撮れなくて。 5. ![]()
いったん決心したらそのあとはほとんど迷わない。頑固と言えるのかも。
迷えばますます辛くなると学んだのはいつだろう。 淡々と、そして、わくわくと日々を生きていきたい。 最近読んだ本にこんな言葉があった。 「一回しか生きられないんだから、全部を受け入れるしかねえんだ」 そろそろまた老い楽を始めよう。 Jブンガクが終わってしまって、英語はどうする? DSかな。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]() 5. ![]()
出口のない思考は、たぶん、性にあわない。飛躍してでも切り替えたい。
ひさびさに海へ。気分転換というより、思考転換。 寄せては返す波を見ていると心がおちつく。 この呼吸。生きている、海も私も。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]()
月命日のお墓参りに。そのあと近くの公園へ。
供えたビールと和菓子を味わいながら花吹雪を眺めて、想いいろいろ。 価値観も感性も食べものも、何から何まで真逆な家人の闘病を、 きっと私は支えることができない。 そして、入院にさいして一日4万円以上の差額室料をこともなげに払う家人に、 それは私がもらっている家事労働費の2ヶ月分だと憤る。情けない。 できるかぎりをできるだけ。 そう、いつものとおりに。 迷いつつ。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]() 5. ![]()
今日、テレビのクイズ番組を見ていてふと思ったこと。
「センス」の意味合いが以前とは違う。 センスといえば、個性というか創造的かつ想像的な独創性というふうに思っていたけれど、 今日の番組に関していえば、センスはむしろ多くの人が共有できる感性、つまりコモンセンスに近い。 「これはいかにも」という解答が正解で、私はチェロの音色を当てた以外はほとんど不正解。 まぁ、もともと私は自分を変わっていると思ってはいるけれど。 家人の肺癌の疑いが濃厚に。 近々手術を受けて腫瘍が良性か悪性かが判明する。 その前に、他の臓器に転移していないことを願う。 手術が成功したあかつき、二人にとって新しい人生が始まる。 1. ![]() 2. ![]()
たまに子守りに行く娘の部屋からは富士山が見える。
私は桜と富士山が好き。でも今年はあまり桜を撮らなかった。 行くといつもテーブルの上に本が置いてある。読んでいいよと。 好き嫌いに関係なく、情報に疎い私にはとても愉しみ。 今回も知らない作家の本だけれど、なかなかおもしろい。 時計の振りこを見るように、 こうして刻々と時が過ぎていくのを眺めるのが好き。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]()
雪国から戻ったら桜は満開。
居場所が春めくにつれ、凍っていた心が解けはじめて、あることをようやく決心。 そして春爛漫の景に、「さぁ!」そう一歩を踏みだした矢先、思いもかけないことが。 今、散る桜の花を見ながら、どんな状況でも自分らしくありたいと。 桜の木はいつも私に生きかたを教えてくれる。 花吹雪、花筏・・・日本はなんと良き国。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]()
そろそろこういう景色ともお別れ。
でも桜はまだまだ蕾。 今年こそ、残雪に咲く桜が見れるかしら。 ![]() 裸木の生命灯して月明かり <はだかぎの いのちともして つきあかり>
昨日は雨のあと大雪、そして今日の細雪はたぶん名残りの雪。
自然を身近に感じられるのはしあわせ。 今日出会った言葉・・・「構図は理性、色彩は感性」。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 名残雪在らんかぎりと風に舞ふ <なごりゆき あらんかぎりと かぜにまう>
今シーズンの平日最後のスキー場はがらがら。
赤字かもしれないけれど、来年もぜひ! ![]()
ひさびさの居場所。
水でも氷でもない雪。リフトからその表情の豊かさを堪能。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() 4. ![]() 一転して今日は雨 春雷にめざめし木々を雨宥む <しゅんらいに めざめしきぎを あめなだむ>
3月があっというまに過ぎて。
義母が緊急入院し、娘たちと北海道へ日帰りでお見舞いに行った翌日、急逝。 昨年の12月、娘の結婚式に参列してくださったときは元気なごようすだったのに。 火葬場がお休みの友引があいだに入ったため三日間の通夜のあと葬儀。 帰宅したら高齢の猫が体調不良で獣医さんに駆けこみ。 そして、鬼の霍乱で自分自身が風邪でダウン。 生命って、五臓六腑と脳と五感。 ![]() 梅が枝の切り口に生の有無を問ふ <うめがえの きりくちにせいの うむをとう>
カメラ仲間の訪問があり近くを案内。
ところが、小川が見当たらない。 川面が凍るのはよく見るけれど、川ごと雪に埋もれるなんて。 明日は啓蟄。さて私も。 1. ![]() 2. ![]() 3. ![]() せせらぎにこのあたりとぞ豪雪地 <せせらぎに このあたりとぞ ごうせつち> 踏む音の変わる残雪一歩ずつ <ふむおとの かわるざんせつ いっぽずつ>
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